ソフロロジー式分娩にお父さんの立会いは可能です。立会い出産というと、ラマーズ法が有名です。お父さんはお母さんの手を握り一緒に呼吸法を行いつつ出産に参加します。ラマーズ法では、出産はお母さんとお父さんとの共同作業です。
ソフロロジー式分娩においては、出産はあくまでお母さんと赤ちゃんとで乗り越えていくものなので、出産そのものにお父さんの果たす役割はありません。しかし、出産という大事業を成し遂げていく妻と生まれてくる赤ちゃんを見守ることで父性が目覚め、感謝の気持ちやその後の育児への積極的なかかわりを期待できることは、大いにすばらしいことといえます。
また、出産はお母さんだけが経験できる特権でもあるわけです。赤ちゃんとの一体感も長い妊娠期間をともに過ごしてきたお母さんに与えられた幸せな感覚です。しかし、お父さんにとっても、自分の命を受け継いだ赤ちゃんの誕生に立ち会えるということは、喜びであることに間違いありません。家族としての自覚が高まることからいっても、立会い出産は望ましいといえるでしょう。
その一方で、自然な出産は日にちを選べません。また、立ち会いたくても仕事などの都合でできないお父さんや、一人で赤ちゃんを育てていこうというお母さんもいます。ソフロロジー式分娩は、原則的には立会いはなくても何の問題もないと考えます。
現在では父親の立会いは広く行われており、ソフロロジー式分娩においても例外ではありません。希望があれば受け入れる病院がほとんどです。しかし上に述べてきたように、その意味合いはラマーズ法とは大きく異なっているのです。
ソフロロジー式の分娩法で赤ちゃんを産む場合には陣痛と陣痛の間は、眠りに入る間際のようにとてもリラックスした状態になります。それはたとえ、長時間の出産になったとしても母親の疲労度が少なくてすむということになります。また分娩の時なども無理にいきむことはありませんので、会陰裂傷が最小限ですみます。そのようなことからみても出産した後も母親も元気でいられます。
ソフロロジー式の分娩法ではメリットとして前向きな思考ができるようになるという点があげられます。万が一、帝王切開に切り替えることになったとしても、「赤ちゃんのためにこの方法でもよかったんだ」というような前向きで建設的な考え方ができるようになるのです。ソフロロジーにおいて、出産というのは、ただの通過点です。そして妊娠から出産、また育児に至るまで長い期間で考えているのがソフロロジーなのです。
たまたま、事情によって医療の介入が入ってしまい出産方法が帝王切開になったとしても自然分娩や自律分娩のソフロロジーに失敗したということではないのです。物事をあるがままに受け入れて、そこで最善を尽くすという考え方がソフロロジーの基本的なものなのです。このようなステキな考え方をあなたも取り入れてみてはみませんか。
ソフロロジー式分娩法ではリラックスしながら出産することができるメリットがあります。ソフロロジー式分娩ではリラックスして出産する為、出産をする前に、腹式呼吸の練習やイメージトレーニングをおこないます。ヨガからきた腹式呼吸や、座禅を組むようにあぐらをかきながらのイメージトレーニングは、とても東洋的なので、日本人には受け入れられ易いのもメリットです。
イメージトレーニングをしておくことで、「青竹を握り締めていきんだ」、「鼻からスイカが出そうだった」というようなネガティブなお産のイメージは、ソフロロジーでは皆無だといえます。ソフロロジー式分娩では赤ちゃんが酸素を十分にもらって元気に産まれてきます。それは腹式呼吸をしながら、リラックスして出産をするので、赤ちゃんに酸素をたくさん供給することができるのです。
産婦人科の先生からお聞きした話なのですが、ソフロロジー式分娩法で産まれてくる子供は、リラックスして産んでもらえるために頭が丸くて、酸素が十分に行き届いているためにピンク色で、元気に産声をあげるそうです。また母親も疲労が少ないとされています。出産をする前に、腹式呼吸をしながらイメージトレーニングを行い、リラックスして出産できる準備をしておくことことができます。
ソフロロジー式分娩法のメリットについてご紹介したいと思います。ソフロロジー式分娩法を選ぶ理由にはどのようなものがあるのでしょうか。出産方法や分娩法にはいろいろなものがありますが、ソフロロジー式分娩法で出産するメリットとはなんなのでしょうか?それは自分のペースで自然な出産ができるという点です。
ソフロロジー出産が「自律分娩」と言われているように、出産が自分と赤ちゃんとのペースで進められます。もちろん特別な機器や薬などは使いません。麻酔や薬などを使って病院に管理されることなく自然な出産をすることができます。また母性が確立し、自然な流れで妊娠から出産そして育児へと移行することができます。
ソフロロジー出産が従来の出産方法と大きく違うのはソフロロジーが単に分娩を乗り切る方法だけではないからです。「赤ちゃんがかわいい、愛しい」というような母性を妊娠中から育むことによって、自然に育児までつながって行くことができます。「母性の確立」というのが最も重要なテーマで、産後のマタニティーブルーや子供の虐待の防止などにも期待できるのではないかと言われています。
