ソフロロジー式分娩を希望していても、対応してくれる病院が近くにない場合があります。出産する病院を決めるというのは簡単なことではありません。自宅から近いところ、里帰り出産をする場合実家から近いところ、また、体質によって総合病院での出産を選ぶ場合など、ソフロロジー式分娩法を行っているから、という理由だけで病院を選べるお母さんはほとんどいません。出産の場合、まず地域ありき、といえるでしょう。
その地域の中にソフロロジー式分娩を行っている病院がない場合でも、ソフロロジー式分娩法は独学でも十分に身につけることができます。ソフロロジー式分娩法は出産後も続く育児全般を見据え、出産に対するお母さんの気持ちを前向きにすることで母性を育てていきます。出産も自律分娩です。お母さんが自分で出産をコントロールする赤ちゃんとの共同作業です。
イメージトレーニング用の専用CDもソフロロジー式分娩法の解説書も個人で入手が可能です。自信を持って独学を始めてください。そして、出産をする病院を選ぶとき、自分がソフロロジー式分娩を行いたいと医師に伝えることが大切です。また、フリースタイルの産院で対応してくれるところもあります。まずは問い合わせをしてみることです。
納得できる病院を選んだら、あとはゆったりとイメージトレーニングを重ねて、赤ちゃんと出会える日を楽しみに毎日を過ごしてください。
ソフロロジー式の分娩法は、麻酔をしなくても陣痛を緩和することができる方法なのですが、母性も一緒にはぐぐむことができます。して自然なかたちで育児につなげることができます。ソフロロジー分娩法はすばらしい出産育児方法になったといえます。ソフロロジー法はスペインで生まれて、フランスや日本などの各国でさらに進化をとげたものです。
そして日本で行なわれているソフロロジー式分娩法は松永博士のオリジナルに近いもののようです。ソフロロジー法では日本の禅や、インドのヨガなどの東洋的な訓練手技が用いられています。産婦人科としてのソフロロジー発祥の地フランスをはじめとして、ヨーロッパで広く行なわれているソフロロジーなのですが、禅やヨガが東洋的なのでヨーロッパの妊婦さん達にとっては東洋的な理念を学ぶことになります。
そのため、ソフロロジー式分娩法を行なうために日本人よりも時間を要してしまうようです。日本でのソフロロジーの様子を見学に来たヨーロッパの産婦人科の先生がたは、日本の妊婦さんたちがいとも簡単にソフロロジーを行なっているのを見てかなり驚いたそうです。禅のあぐらの姿勢や、ヨガの呼吸法が日本人にとって受け入れられ易いのも、ソフロロジーのメリットだと言えます。
ソフロロジー式分娩法の起源についてご紹介します。ソフロロジーとはラマーズ法を超えた新しい分娩方法です。最近では広まりつつあります。このソフロロジー式分娩法はヨーロッパでは広く行なわれている分娩方法のようです。ソフロロジーはもともとスペインの精神神経科医A・カイセド博士が心の調和をはかるために学問として創案しました。
そこから始まったのです。このようなソフロロジーを産婦人科に取り入れたのは1976年フランスのジャンヌ・クレフ博士でした。日本へは1987年に熊本大学の助教授であった松永昭博士によって紹介されました。松永博士によってもたらされたソフロロジー式は、松永博士が研究や改良を重ねていきました。
ソフロロジー式分娩法は、麻酔をしなくても充分に陣痛を緩和することができる方法です。それだけではなくて母性を育んで確立することによって自然なかたちで育児へとつなげることができる優れた分娩方法・出産育児方法になったのです。スペインで生まれて、フランスや日本でさらに進化をしたソフロロジーですが、日本で行なわれている、このソフロロジー式分娩法は松永博士のオリジナルに近いもののようです。
ソフロロジー式分娩法の場合は、リラックスした状態でお母さんと赤ちゃんのペースをまもりながら出産が進んでいきます。妊婦さんが痛みのあまり悲鳴をあげてしまったり産婦人科の医師やスタッフが叱咤激励をして出産に挑むような状況は、ソフロロジー出産では見受けられないのです。あくまでもリラックスした雰囲気でおこない、何か異常があった時のみ医療の介入が入るのです。
陣痛や分娩時などにはリラックスできるように、妊娠中からイメージトレーニングとソフロロジーの呼吸法の練習を行なっていきます。ソフロロジーの呼吸法はヨガや座禅を基本とした腹式呼吸なのですが、ソフロロジー呼吸法(腹式呼吸)をしながらリラックスすることによって子宮口も開きやすくなりますし、赤ちゃんも出てきやすい状態になります。
ソフロロジー式分娩法では、「フー」と息を吐くだけなので無理にいきむことがありません。そのため、「赤ちゃんの頭の形がいびつだった」というような事も少ないのです。ツルンとしていて美しい頭の形をした赤ちゃんが多いようです。リラックスしてソフロロジーの呼吸法をすることによって赤ちゃんに酸素が豊富に届いていきます。
そして血色の良いピンク色をした赤ちゃんに出会う事が出来ます。無理に力んで出産するといった必要がないので、母体や赤ちゃんにとってもストレスが少ないというのは大きなメリットだといえるでしょう。また会陰裂傷が最小限ですみますのでリラックスして出産するソフロロジーならではだといえるでしょう。ソフロロジー式の出産は、自らの力で痛みを乗り越えていくため「超痛分娩法」とも言われています。
