妊娠中のソフロロジー

ソフロロジー式分娩法でリラックスしたスムーズなお産を。ソフロロジー出産で元気な赤ちゃんに産みましょう!

ソフロロジー式分娩法では、妊娠期間を通してイメージトレーニングの中で母性を育んでいきます。お腹の中で赤ちゃんが大きくなるにつれて、お母さんの体にも変化が生じてきます。体が重くなったり、足がむくんできたり、体調の変化に気分も沈みがちになってしまうことも珍しくありません。

また、赤ちゃんの誕生を楽しみに思う反面、本当にしっかりと育てていけるのかと不安になってしまうこともあります。そして、出産および陣痛に対してそれまでに与えられてきたイメージ、お母さんが分娩台の上で必死にいきんでいる様子を考えると、恐怖心が芽生えてしまうのも無理のないことです。そんな不安や恐怖をソフロロジー式分娩法は払拭できるのです。イメージトレーニングの積み重ねで、お母さんは赤ちゃんと会える日を待ち望むようになり、母性は育っていきます。

自分の体に起こる変化も、お腹の中に赤ちゃんがいる証だと思うことで前向きに捉えることができるようになります。陣痛もまた赤ちゃんが生まれてくるためのエネルギー、赤ちゃんも一緒にがんばっているんだと思えば取り組む意欲も湧いてきます。出産および育児に対する自信も自然に備わってくるので心配ありません。ソフロロジー式分娩法では出産に伴って起こるすべてのことを前向きに捕らえていけるようになるので、不安も恐怖もないのです。

ソフロロジー式分娩法では、赤ちゃんがお腹の中に誕生した瞬間から出産を経て育児に至るまでの長いスタンスを捉えて考えられています。妊娠期を通してポジティブな考え方が自分の中に根付くこと、それが出産という目標に向かってある程度限定されてくるトレーニングであっても、人の気持ちは区切りをつけられるものではありません。

ポジティブシンキングが習慣になってくると、当然のことながら生活全般も明るく前向きな気持ちで取り組むことができるようになってきます。ソフロロゾー式分娩法を実践すること、それは人生そのものにプラスになるといえます。

ソフロロジー式分娩法は妊娠したときから赤ちゃんがお母さんの生活の中にいます。イメージトレーニングをする毎にお母さんは、赤ちゃんがお腹の中ですくすくと育っていく様子や赤ちゃんとの出会いをイメージします。さらに、イメージトレーニングはソフロリミナルな精神状態で行うので、体がリラックスしてお母さんはとても心地よい気持ちになります。赤ちゃんと二人でその心地よさの中で過ごすのです。

そうしてお母さんの中には、赤ちゃんに会いたいという気持ちが自然に育っていきます。赤ちゃんと会える日を心待ちにするようになっていきます。それこそがお母さんがもともと持っている母性が、どんどん磨かれていく証です。

ソフロロジー式分娩で出産したお母さんは、赤ちゃんが生まれたときにはすでに母性が確立しています。陣痛の痛みも含め、出産に至るまでさまざまなことを乗り越えてきました。その時々にも、お母さんは常に赤ちゃんと一緒でした。

母性とはお母さんが子どもを育てていこう、守っていこうという本能で、女性には潜在的に備わっていると言われています。その母性をソフロロジー式分娩法では十分に引き出すことで、赤ちゃんのありのままを受け入れられるお母さんになっていくのです。

育児が楽しいものばかりではないことは、たとえ初産のお母さんであっても知っていることです。それでも、乗り越えていける、自分の赤ちゃんがたとえどんな障害をもって生まれてきても愛していける自信を、ソフロロジー式分娩法は育てていきます。赤ちゃんとの結びつきが強くなる、それはソフロロジー式分娩法においては当然のことといえるでしょう。

ソフロロジー式分娩法にもエクセサイズはあります。ソフロロジー式分娩を行っている病院では定期的にレッスンが組まれていたり、産前指導の中で教えてくれたりすることが多いのですが、エクセサイズ自体がとても簡単なものですから、解説書を読むことで誰でもできるようになります。

エクセサイズの効用の第一は、イメージトレーニングで培われたリラックスをより効率よく体に現すことです。心と体はつながっていますが、体が思うようについていかないということは良くあることです。ソフロロジー式分娩法のエクセサイズでは、体の緊張を解くことで体がリラックスしていけるようにサポートしていきます。

第二に、意識の集中を自在にコントロールできるようになることです。実際の方法はヨガの方式を取り入れていますが、ヨガでは意識の集中を大切にします。出産においては、赤ちゃんが子宮の中から産道に出てこようとするとき、産道を降りてくるとき、そして子宮口から赤ちゃんが出てくるとき、さまざまな段階があります。そのときに望ましいポイントに意識を集中して筋肉を動かせるようになっていることは、お母さんにとっての大きな力となります。

実際の陣痛には収縮期と間欠期があります。赤ちゃんを押し出そうという子宮収縮によって起こる痛みこそが陣痛であり、それは長くは続かず間欠期になると子宮は緩み陣痛も止まります。このシステムを理解することで、痛みは長くは続かないことをあらかじめ理解できます。間欠期に体を十分にリラックスできるようにすると、次の収縮期を耐える力が得られます。エクセサイズにはそのためのトレーニングも含まれています。

エクセサイズはあくまで練習なので、回数をたくさんする必要はありません。むしろ、1度ずつではあっても一通りすることが望ましいといえます。心身ともにリラックスして、より安らかな出産を過ごせるよう、ぜひソフロロジー式分娩法のエクセサイズを行うことをお勧めします。

胎教ときいて一番初めに思い浮かぶのはモーツァルトの音楽やバッハの「G線上のアリア」ではないでしょうか?お母さんが静かな音楽を聴いてゆったりとくつろぐと、お腹の中の赤ちゃんも一緒に聞きながら気持ちよくなっている。そんなイメージが浮かびます。

そして、お母さんがお腹の中の赤ちゃんに優しく話しかけることも。赤ちゃんは言葉を理解することはできなくても、やさしいお母さんの声を絶えず聞いていることで、生まれてくるころにはお母さんをしっかりと認識しているともいわれています。

出産を経て赤ちゃんがお腹から出てくるまで、文字通り赤ちゃんとお母さんは一身同体です。以心伝心といって人と人の心は通じ合うといわれますが、その比ではないくらい、お母さんの気持ちは赤ちゃんにストレートに伝わっているのです。

お母さんが赤ちゃんのことを一生懸命に思うこと、それこそが胎教であるというならば、ソフロロジー式分娩法にそって妊娠期を過ごすこと、それは望ましい胎教そのものといえるでしょう。ソフロロジー式分娩法を行っていれば、そもそも胎教を特別に意識する必要はありません。イメージトレーニング専用のCDに収められたBGMはモーツァルトに勝るとも劣らないくらいのリラックス効果を発揮します。

赤ちゃんもそれを聞きながら気持ちよくなって、うとうとしていることでしょう。赤ちゃんのことを繰り返し思うトレーニングの中で、お母さんは赤ちゃんに声をかけずにいられません。当然のことながら、お母さんの声は優しく赤ちゃんに届いているはずです。